アメリカではサッカーはマイナーで人気のないスポーツだと思われていました。しかしそれはもう過去の話のようです。

大手スポーツ放送局ESPNは、W杯のアメリカvsガーナ戦の視聴者数が英語スペイン語をあわせて約1600万に及んだと発表しました(参考記事) 。これは今年のNBAファイナルの最大視聴者数の約1500万に匹敵するものです。ちなみに去年のMLBのワールドシリーズも約1500万人ぐらいでした。

アメリカが過去最高にサッカーの視聴者数を集めたのは女子ワールドカップの日本vsアメリカ戦(視聴率7.4%、視聴者数1350万人)の時で、その時に匹敵する数字になったようです。

 

今回のW杯はアメリカの多くの都市でパブリックビューイングも行わたらしく、その盛況ぶりを見るとアメリカでサッカー人気が根付いていると感じられます。



シカゴのパブリックビューイングの画像






各地のパブリックビューイングの様子の動画




アメリカでもサッカーでこれだけの人が集まるようになったのは時代の流れを感じます。アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)は最近続々と欧州の有名選手が移籍してきており、ファンの数も急激に伸びています。将来はヨーロッパのトップリーグに匹敵するような巨大なサッカー市場が出来上がるかもしれません。